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木製脚・木製部品
ニッカジャパン株式会社

合法木材供給事業者:日家振 G154号

パラウッド開発物語③

国内最大手の支援でパラウッドの地位が確立

家具工場としてやっていけると信じた森一郎は、日本の家具メーカー各社に対し自ら営業活動へ赴きました。しかし、ゴム材は「世界でも最も気難しい木材」と言われ、多くの人が挑戦し失敗を重ねてきた歴史があり、日本の総合商社なども例外ではなかったことから、どこへ行っても相手にされませんでした。

日本の家具業界への挑戦を諦めかけていた頃、この新しい木材に興味を示してくれたのがカリモクグループの当時の社長でした。業界最大手の社長が零細企業のパラウッド開発を認めるという異例の展開により、この後、世界中でパラウッド (ラバーウッド) が家具として有用な材として使われるようになったのです。カリモクグループの他、小泉産業、松栄化学工業、朝日特殊合板からも出資を受け、1970年代後半より量産化することができました。

ゴム樹液採取

24時間生産体制の頃の朝の体操

ゴム園の中に小さな工場を設立した頃、「ゴムの木が家具なんかに使えるはずがない。今にきっと夜逃げするから現金以外ではモノを売るな。」と地元の住民達から冷ややかな目を向けられていました。ところが、数年後、田舎町で大きな雇用を生み出せるようになると、当グループの制服を着用した従業員達は町の商店で日用品のツケ払いを許されるようになりました。ラバーウッド家具工場として成長を遂げた当グループは、最盛期には2千数百名の従業員が24時間体制で生産に従事していました。

「パラウッド開発物語④日本・タイ国政府も認める」