木製脚・脚物家具・木製部品のOEM~丸脚・角脚・金具付・ボルト付~小ロットからコンテナ単位を受注生産~OEMでも短納期
木製脚・脚物家具・木製部材 小ロット~コンテナ単位
ニッカジャパン株式会社
合法木材供給事業者:日家振 G154号
2023年1月、当社は合法木材供給事業者認定を取得いたしました。
ゴム材(ラバーウッド)の合法性・持続可能性について
ゴム材の伐採について、合法・非合法の伐採がある森林の木材とは違い、もともと非合法の伐採は存在しません。
ゴムの木(ラバーウッド)は、農園主が所有する私有地に植えて栽培した木です。
植えてから20~25年間、ラテックス製品の原料となる樹液を採取し、樹液が出なくなってきた木を所有者である農園主が伐採したものが、木材として流通します。タイの法律では、私有地に植林された木材について公的な伐採証明は不要とされています。(参照リンク:林野庁ホームページ「合法伐採木材等に関する情報:タイ」)
ゴム園では伐採後に必ず新たにゴムの苗木を植え、育った木からまた樹液を採取します。
そして、樹液が出なくなったら伐採するというサイクルを繰り返しています。
当社が実用化するまでは、樹液を採取後、ゴムの木は廃材として焼却処分されていました。
そのため、ゴム材(ラバーウッド)は、リサイクル材と呼ばれることもあります。
製品に使用されているゴム材が本当に廃材であるという公的な証明書を取得して欲しいという依頼もありますが、これについて、現地政府機関の理解を得ることは困難です。
それは、ゴム樹液が農園主にとって貴重な収入源であるため、樹液を採取して利用できるうちに伐採してしまうことはあり得えないという事が現地の一般常識です。
また、樹液が出ているゴムの木は木材として利用できないので、樹液採取後の廃材を利用していることが当たり前だからです。
タイでは、1989年より、天然林の伐採は禁止されています。
現在、使用されるのは、既に昔から営まれている農園のゴムの木です。
よって、新たな森林が破壊され、動物の生態を脅かすことはありません。
ゴム材(ラバーウッド)は、森林保全と持続可能な利用のため、とても有用な木材です。
グリーン購入法で合法証明は不要とされています。(参照リンク:合法木材ナビ)
2017年5月に施行されたクリーンウッド法に関しても、林野庁に確認したところ対象外です。(参照リンク:林野庁ホームページ「合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律に係るQ&A (PDF)」(2ページ目(2)2に記載))
ゴム園では、表面に傷を付けたゴムの木から、写真のような黒い容器に樹液を落ちるようになっています。樹液が取れなくなった木は伐採し、新に苗木を植え、また樹液を採取します。ゴム材 (ラバーウッド) の家具や木製品は、このようなサイクルの中で伐採された廃材を利用しています。
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